東海道・山陽新幹線の3月の臨時列車すべて運転取り止め 高山線特急「ひだ」も

東海道・山陽新幹線で運転が計画されていた2021年3月の臨時列車はすべて運転取り止めとなります。

東海道・山陽新幹線の新型車両N700S系(写真AC/しろかね)
東海道・山陽新幹線の新型車両N700S系(写真AC/しろかね)

JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線に設定している春期間(2021年3月1日(月)〜6月30日(水))の臨時列車のうち、3月1日(月)〜3月31日(水)分をすべて運転取り止めます。新型コロナウイルス感染症による社会情勢や利用状況を踏まえて決定したとのことです。

期間中の定期列車はすべて運行されます。定期列車を含めた3月中の1日あたりの平均運転本数は、東海道新幹線では計画していた383本から310本に、山陽新幹線では262本から255本に減少します。

そのほか、JR東海は高山本線の特急「(ワイドビュー)ひだ」のうち、3月中に運転を予定していた上下9本の運転を取り止めると発表しています。

なお、JR東海・JR西日本とも春期間の臨時列車については、今後の運休の可能性を考慮し、現在も指定席の発売を見合わせています。4月以降の運転計画については決まりしだい発表するとしていますが、利用状況等により一部列車を運休する可能性があるとのことです。